OUR FOOD

VEGE ~NFの野菜~
玉ねぎ 大村農園さん(淡路島)
大村農園(淡路島)

春になると、いつも葉玉ねぎと、新玉ねぎを届けて下さる農家さんです。

淡路の北淡インター降りてすぐに大村農園さんはあります。

275793159_671368667529910_5432674765657098709_n.jpg

 

生産者訪問レポートにも投稿させていただいておりますが、あらためてご紹介させてください。

生産者訪問レポート

 

海が見渡せる場所にあり、さわやかな海風と豊かな太陽光を浴びる畑で、玉ねぎをメインに、

お米などを栽培されています。

淡路島に移住後、思いも寄らず農家の道へと進むことになったと話す大村さん。

275699167_1824066637763568_2553660227532814921_n.jpg 

 

“昔からその土地で作り続けられてきたものは、

その土地の気候や土に合っていて、良いものができる”

大村さんは無化学肥料・無農薬で栽培されております。

有機肥料を用いる場合もこの地にあるものを活用し、

土の中の水はけと風通しをよくし

微生物が暮らしやすい土を作ることを心掛けていると話されていました。

 

 275858827_3360201434256128_7652091510510407280_n (1).jpg

 

大村さんの玉ねぎは水分のバランスが良く、

しっかりとした旨味があり、煮て良し、焼いて良しの美味しさです。

不揃いだったり、形が悪いものがあるのは自然の中では当たり前なことです。

このような農法を続けていくためには、買い手の理解と支持が必要です。

 

277318208_3219266315063621_3597016418171757064_n.jpg 

 

実際に畑に入り収穫をさせていただきましたが、大小と形は違えども、

どれもすくすくと気持ちよさそうに育っていました。

 

276015285_3017094831876970_6175297307583416135_n.jpg

 

 

277409570_3021701898143568_3197079613879354454_n.jpg

 

最近は、雑草対策のために用いるマルチは、

トウモロコシ原料で土に帰るものを採用したり、

清潔そのもののバイオトイレを導入したりと、

循環可能農業に取り組まれています。

安全で美味しいものを食べることができるのは、

農家さんたちの熱心な取り組みがあってのことで、

買い手の選択もひとつの大きな役割を担っています。

ですから、私たちも農家さんの想いをきちんと伝えることが

大切だ、とあらためて考えております。

 

大村さんが思い描く循環の輪の中には、私たちもいることを

実感いたしました。

 

275809213_397326262226247_2282546555626714652_n.jpg

 

 

 

自然な味わい <森田耕司さんのお米>
自然な味わい

私たちは、大切にしている農家さんがいます。

丹波篠山でお米を作る森田耕司さんは、そのうちの一人です。

 

お花屋さんだった耕司さんは、お子さんのアレルギーがキッカケで

食に関心を持ち、農業をすることになったそうです。

 

就農してまもない2012年頃にご紹介頂き、

それが食に対して私たちが考え方を深める大きな出会いとなりました。

 

 

実は初めてできた「農家さん」との関わりでもあるのです。

街の私たちが農業のことを知れる入り口を切り開いて下さった存在ともいえます。

 

農薬を使わないだけでなく、肥料も使わずに作る耕司さんのお米は、後味がすごくスッキリ。

「甘い」「味が濃い」のような強いインパクトがあるわけではなく、

人為的に成長を促進させないからこそ、ピュアで本来の自然な味わいがあるわけです。

 

これはBIOワインを飲んで思うことでもありますが、体に良くて、嫌なものが残らない。

食べた後の体が楽。そんな食の体験がこのお米にあるのです。

 

今や、秋口の新米が出る前には、前年のお米が売り切れ、お米がお店にない時期があります。

それくらい気に入ってくださる方が増えて、新米を今か今かと待ってくださっているのです。

 

 

お米はお店で精米したてを販売できますので、お好みの分搗きをお申し付けくださいね。

おすすめは、5分つき。栄養面でも美味しく、ミネラル分が残っているためです。

白米も美味しいのですが、お米の味が残りプチプチするくらいがちょうどいいのです。

 

最近、少し心配なことは、獣害被害。強面で物静かな耕司さんは、心が広くて。。

電柵をしても結局乗り越えられてしまうからと言って、動物に刃向かうのではなく

食べられてもいいくらいの面積をつくってやる!という感覚でやられているのです。

耕司さんのお米が毎年無事に収穫できますように。

 

1